ジンバブエの旅 その5
今年はムビラを2つ注文して持ち帰る。チアニケも70歳になるが、力強くムビラを作っていた。
チアニケの子供たちや孫たちが立ち変わり泊まっていく。最初にハラレに住む長女と4女が出産後を過ごすため赤ちゃんと泊まっていたが、二人がハラレに帰るのと入れ替わってケープタウンの次女が子連れで来た。例によって、祖父母に孫を預けて、ケープタウンに帰っていった。
セクルチ•アニケは、70歳にしてラスタデビュー。次女のドレッドを切ってエクステンションにし、次女の夫がドレッドヘアに編み上げた。どういう心境の変化だろう。
25年前に他界した親族のお墓を作る儀式に参加。もてなしのヤギの屠殺もお手伝い。死者は村のはずれの墓地に埋められているが、ほぼ草むら。親族が買った石できれいにお墓が出来上がった。チアニケ家は、もうムビラ弾きは、レオナード・チアニケ一人でアポストリーというキリスト教一派に宗教を変えてしまった。儀式も酒も作られないクリスチャン式。儀式でセクル・チアニケは、「おじいさんの代はンジャリを弾いていた。お父さんの代からは、チアニケ家はムビラを弾いている。お父さんたちは、毎週日曜日にはビールを飲んで作ってムビラを弾いていた。しかし今となっては、チアニケ家の中でムビラ弾きは自分一人になってしまった。」と演説して、儀式にムビラを弾くプログラムが追加された。お墓の前で親族にタイレワを弾くのも、なんか皮肉ぽくて良かった。
親族の一人に、「このままムビラの勉強を続けてください」と言われたが、「これあなた方の伝統楽器だから、あなたこそ伝統を忘れないでね」と言っておいた。
チアニケの子供たちや孫たちが立ち変わり泊まっていく。最初にハラレに住む長女と4女が出産後を過ごすため赤ちゃんと泊まっていたが、二人がハラレに帰るのと入れ替わってケープタウンの次女が子連れで来た。例によって、祖父母に孫を預けて、ケープタウンに帰っていった。
セクルチ•アニケは、70歳にしてラスタデビュー。次女のドレッドを切ってエクステンションにし、次女の夫がドレッドヘアに編み上げた。どういう心境の変化だろう。
25年前に他界した親族のお墓を作る儀式に参加。もてなしのヤギの屠殺もお手伝い。死者は村のはずれの墓地に埋められているが、ほぼ草むら。親族が買った石できれいにお墓が出来上がった。チアニケ家は、もうムビラ弾きは、レオナード・チアニケ一人でアポストリーというキリスト教一派に宗教を変えてしまった。儀式も酒も作られないクリスチャン式。儀式でセクル・チアニケは、「おじいさんの代はンジャリを弾いていた。お父さんの代からは、チアニケ家はムビラを弾いている。お父さんたちは、毎週日曜日にはビールを飲んで作ってムビラを弾いていた。しかし今となっては、チアニケ家の中でムビラ弾きは自分一人になってしまった。」と演説して、儀式にムビラを弾くプログラムが追加された。お墓の前で親族にタイレワを弾くのも、なんか皮肉ぽくて良かった。
親族の一人に、「このままムビラの勉強を続けてください」と言われたが、「これあなた方の伝統楽器だから、あなたこそ伝統を忘れないでね」と言っておいた。

| ジンバブエでの日々 | 23:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑