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元氣メグル日々 エリカのブログ

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それでも人生にイエスという

素晴らしい本に出会った。
ヴィクトール・フランクル「それでも人生にイエスという」。
フランクルは、ナチスの強制収容所から生きぬいた心理体験を著した「夜と霧」が有名だ。これも近日読む。
私が子供の親になった時、子はやがて大人になり自分の人生を歩いていく、その子に親として人生が素晴らしく、幸せであることを、どうやって伝えて行ったらいいのか、それを課題に育ててきた。そのひとつの答えを見せてくれる本だと思う。
この自然と切り離され、人工物に取り囲まれた都市生活で、生きがいのある人生の意味を感じていくことは非常に難しい。意味の喪失は現代病といえる。

フランクルが「われわれは人生から何を期待できるか、ではなく、人生はわれわれから何を期待しているのか」に人生観を変更されたとき、自己存在そのものに意味を感じてくる、という言葉に深く共感する。
強制収容所での人々の心理や、多くのエピソードから、所有物でも、名誉、職業でもなく、健康状態でもなく、死の間際まで人生の意味を見せることができるということを、この本は教えてくれてる。どんな状況でも、人生は素晴らしいのだ。

介護施設の看護師をして長いが、「もう何にもできないし、死にたいよ。生きていても仕方ないよ」とよく入所されている高齢者はいう。最近は「あなた自身が人生に意味がないと言ってしまったら、お世話する私たちも空しいじゃないですか。生きていくこと、それだけで大切なお務めだと思っています。」と声をかけている自分がいる。

| 日々のこと | 15:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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