11年振りの再会
ジンバブエでの最終日、2007年にムビラジャカナカのマサと通って歌を習ったチポ・ワザラとムビラメーカー、ジョナ・ワザラを11年振りに訪ねた。変わらずグレンビュー8の家で暮らしていた。
当時1才ぐらいだった末娘タリロを膝に抱いてムビラを弾いて歌を教えてくれていたが、その子もホーム1(中学1年ぐらい)に成長していて、お母さんのチポとムビラを弾いて歌ってくれた。
子供の成長に歳月を感じてしまう。
11年前に理解しきれなかったタッツンガイラの歌いだしを解明したくて、訪ねようと思ったのだ。当時はスマートフォンもなく、MDプレイヤーに録音していたのだ。今でも歌の練習にその音源を聞いているが、音だけでは解明出来なかっことが今回よく分かった。
2011年アンブヤ・ニャティとともにヨーロッパツアーに参加したチポの歌とムビラは、相変わらず美しかった。
ダンデの「生まれ故郷のダンデで死にたい。育ててくれたお祖母さんのいるダンデ」などの新しい歌詞を教わり、ムビラの伝統的な歌詞の意味深さにまた感じ入ってしまった。
私が「クムーシャ(村)の暮らしの素晴らしさに結婚しようと思ったんだ」などと話して、チポも
「祖先の魂が望むのでハラレで半分暮らし、あとはクムーシャのモンドロで暮らしている。ハラレの暮らしは貧しい」とチポとクムーシャ暮らしのよさを語り合ってしまった。
11年前は5人の娘を抱えて未亡人だったが、今はシキロ(霊媒師)の夫を得て、伝統的な色をもっと濃くしている様子が見れた。
毎年、ハラレで数日とって歌をまたチポに習いたいなぁ。
さあ、帰国だ。

| ジンバブエでの日々 | 01:10 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
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| 坂本 理恵 | 2019/01/28 17:34 | URL |