元氣メグル日々 エリカのブログ

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マンジェングワのショナ彫刻

9月ジンバブエのルサペのフラドリック・マンジェングワの儀式に参加したときに、マンジェングワの彫刻を見せてもらった。この作品たちは衝撃的だった。
工房には無数も小さなノミが置いてあって、手彫りしていることが分かる。一部壊れていて、制作中破損したのか。売り物にはならないと思う。しかし、この気の遠くなるような作業を、どんなモチベーションでしたのだろう。
マンジェングワは、写真の黒いシャツを着た、歯が抜けて鋤きっ歯になっているちょっととぼけた風貌の老人だ。

ショナ彫刻は有名で、長年ジンバブエを訪ねていると、工房で製作場面をみたり、沢山の作品を見る機会がある。しかし、近年形式にはまった個性のない作品ばかりで、感動できないできた。
この作品は、なんて物語のある心打たれる力があるのだろう。

絵も音楽も論理的に学んだことはないので、芸術論的な本もあまり読まないが、何が芸術でアートなのかと、考えることはある。
ゲーテは、イタリアを旅して芸術作品に触れて、「この崇高なる芸術作品は同時に人間による最高の自然作品にして、真なる純粋な法則から作られたものである。全ての恣意的或いは思い込みによる過ちは崩れ落ちる。そこに必然が存在し、神も存在する。」という文章に出会って、芸術の本質について納得した。
芸術とは、個人的恣意的なものでなく、自然の法則の顕在として出現したものかどうか。
「しんじつだけが魂をうつ」と言ったのは、相田みつをだが、そういうことだ。

| ジンバブエでの日々 | 21:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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