元氣メグル日々 エリカのブログ

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日本の生活を選ぼう

一時帰国のつもりで日本に帰ってきましたが、もうジンバブエで暮らすことはないと思っています。

ジンバブエのリンガ村での一年は、本当に豊かで素晴らしかった。
ただ、ジンバブエと付き合いだして10年以上、ジンバブエ文化をよく分かっていたつもりでしたが、結婚して、暮らしてみて、経験したことは短期滞在の時と大きな違いで、正義、善悪が、社会により変わってしまうのだということに打ちのめされました。

私は、日本的美徳が染み付いていました。自分にも人にも正直ではあること、有言実行する言葉の重み、合理的論理的な言動、ものを大切にする心、与えられたものに感謝する心、謙虚に自分の言動を反省する心。そういうものは、生きる上で美徳だと感じている自分がいるのです。
でも、ジンバブエの生活の中で、こういった美徳は理解されず、反対に非難されることもある。日本に帰ってきて見えた真実もあり、私一人が彼らの言葉を真に受け信じて、愛してきたんだ、と思ってしまいました。

私は、結局この異文化を丸ごと受け止めようと試みて、受け止められなかったのでしょう。
国際結婚カップルで仲良くやっている人たちもいます。それは、双方がお互いの文化を理解し寄り添おうとする、努力の賜物です。

ジンバブエの気候も豊かな大地と大空の中で生きていきたいと、今も思います。夫との暮らしが破綻しても、仕事があれば戻ろうと思い、仕事を貰える目星もありました。
でも、今、日本で娘と暮らしていこうと思うのです。それは、日本のほうが娘と過ごす時間が多くとれるから。

横浜での派遣ナースの仕事は、週4日で十分な生活費が稼げます。私は、質素に生きたいので、あまり多くの収入は要りません。
今、娘は「ママ、ママ」とどこでもついてきて、抱っこを求め、甘えたいのです。私は、出来るだけ娘と過ごす時間をとって、抱きしめ、愛情をあげたいのです。何よりも私は、娘とともにいたいと思ったとき、日本のほうが短い時間で楽にシングルマザーができます。
そして、実家の母はお祖母ちゃんとして、娘に愛情を注いでくれます。ジンバブエの父親は、そういう愛情を娘にくれなかった。

この結婚にも、ジンバブエで暮らした日々にも後悔はありません。その時々を全力で生きてきて、娘を授かり、多くの経験ができました。
娘には、覚えていてもらいたいなぁ。あの薪を拾って料理し、井戸で水汲んでたらいで洗濯し、牛や鶏、ヤギなど多くの動物に囲まれ、森や畑で食べ物を収穫していた美しい自由な日々を。
写真は、リンガ村の草原での娘。

もう、気持ちは切り替わっていますから、毎年一ヶ月ぐらい娘とバックパッカーしたいなぁ、なんて考えています。もともとバックパッカーです。ジンバブエやアフリカばかりのここ10年でしたが、気持ちはもっと楽になっています。
娘が何歳まで母についてきてくれるか分からないけど、旅は学校よりも本よりも多くを教え、人生を豊かにしてくれると娘とともに感じて生きていきたいものです。

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