元氣メグル日々 エリカのブログ

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村で一年過ごして

何もかも小さな芽を出し、日々育っていく。娘が、地に芽吹いた双葉を「ママ見て。出てきた。ここも」って喜んでいる。日本でも春は芽吹きの季節でしょうが、こんなにどこもかしこも芽吹くような豊かな自然に囲まれて暮らしたことがなかったです。

ブロイラーを育てて売るビジネスを8月から始め、最終組の88匹を捌いて売って来ました。この血生臭い商売も終わりです。過去4回やりましたが、トータルで少々マイナス。ビジネスになっていませんね。
人脈もない、生活の知恵に乏しい外国人には、なかなか厳しいものがありました。村民に売っても後払いで数ヶ月支払われない、メイズとの交換で現金が払われない。
これは、ジンバブエの経済の悪さと、村で現金収入を私が主体的になって作ることの難しさを知る経験でした。

今年は1年オープンチケットで来ていたので、1月10日に帰国します。

ほぼ一年間、この村に住んで夫の子供たちを世話してきました。夫は、結局この一年間、月1回1日ぐらいしか帰宅せず、ハラレで暮らしています。
最初は村にいても現金が作れないから、6月ぐらいから子供の教育と現金収入を得るためにはハラレに住むべきだと、土地を買ってハラレに家を建て始め、牛を全部売っても、未だに家は完成していません。収入はすべて家の建築に使っており、この一年一回も生活費はくれませんでした。
私が息子たちに愛情があっても、異文化の思春期の男の子をコントロールするのは難しく、嘘つかれたり、手伝いもしてくれなかったりして、腹立ったきとも多く、この子達には父親が必要なんだと、いつも思っていました。
この夫不在の状況を改善させようと、村の夫の兄弟たちやハラレの親族に相談そたり、10月には近くの街ビットリスの警察に相談し夫を説得してもらったりしました。しかし、夫はハラレの生活と家に拘り続けました。
結婚して4年ですが、共に暮らすことを夢見てきたのですが、未だにまともに同居できたことがなく、今年は何日一緒にいられたのでしょうか。

就職してどうにか経済的に安定させようとも思い探してきましたが、ジンバブエは日系の企業が全部ハイパーインフレを契機に引き上げてしまい、今はゼロです。日本関係では、大使館とJica しかない。
今年のジンバブエの経済の悪化は凄まじく、かなりのリストラが行われ失業者がでて、こんな中で安くもない外国人を雇うことは難しいと言われてしまいました。

村の生活は美しく、何より娘にとって多くの友人がいて、自由に草原を駆けずり回り遊べて、娘の楽しそうな様子に幸せを感じてきました。
しかし、やはり日々森へ行って薪を頭に担いで来たり、生傷絶えず、肉体的に厳しいこともありました。
ショナ語が不自由な中、心打ち解ける友達もいないし、夫もいない、家には子供だけ。精神的に寂しいものがありました。

自分の仕事を見つけるのも今は難しい、村での生活も夫不在ではもう限界、夫も今は家に拘り過ぎで誰の助言も聞かない。
そんな状況なので、ジンバブエにいつ帰るかは未定です。

この国の人々の、楽天的な開けっぴろげな笑顔、緊密な人間関係、この豊かな自然とゆったり流れる時間、ムビラからアートに至る多彩な文化、ジンバブエを愛し、ジンバブエ去り難しなんですが。
どこにいても、人種も国籍も宗教も関係なく、この地に生きる者すべてが尊敬し合い、平和であることを願って、生活していきたいですね。

日本での仕事は、もう15日からと決まっています。10年近くお世話になっている派遣会社と老人保健施設のお陰です。

| 未分類 | 03:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

無事のご帰国を

この一年間、本当にお疲れ様でした。
まずは無事にご帰国なさってくださいね。
そして、気を休め、お身体も休めてくださいね。
だって、ご家族もお友達もいる、自分の生まれ育った国なんですから。

| ヤスト | 2015/12/12 00:57 | URL | ≫ EDIT

2015年

エリカさん、こんにちは。
ブルキナファソから和さんです。
日本は師走ですね。ブルキナファソに来て6か月。
こちらもいろいろなことがあり、あっという間に過ぎていきました。私が住んでいる町ワガドゥグは、ハラレほどではありませんが、生活するには事欠かない。
ブルキナベにも助けられて、本当に楽しくやっています。
大好きなブルキナファソですが、やっぱり生活レベルがしんどいことも。
私なんて、停電・断水が1日以上つづくだけでイライラします。
というわけで、こちらは来週月曜日から3週間、日本に戻ります。また入れ違いになってしますが、いつかお会いできるといいです。

ではでは。





| 和 | 2015/12/12 00:56 | URL | ≫ EDIT















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