元氣メグル日々 エリカのブログ

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うちの近状

5、6月の寒さから、朝晩の冷え込みは少々あるが昼間は暖かな日差しになり、冬の終わりが感じられる日々になった。
うちは、相変わらず夫が帰ってこない。1月からずっと、1週間ぐらい家いて、1から1ヶ月半ぐらいハラレという暮らしを夫は繰り返している。
最初は村にいても収入がないので、収入となるものを探しに行って、そのうちムビラまでハラレで作るようになり、今は家を建てていて収入のすべてを家に当てて、忙しいとか。真相は誰も知らない。

14歳のブライトンに「お父さんは農業を始める時期には家にいるかもよ」と話したら、息子は「もうお父さんのことは考えない。農業は、自分たちでやっていく」と言った。
日本の14歳の少年が、自分たちで農業で食料を作ると言えるだろうか。ジンバブエの少年の生きる力の強さを感じた。
現実は、ブライは学校があるので、19歳のベナートが農園でメイズや落花生を植えるのだろうが。
「それより、ママは、2年3年と長くここに居てくれるのか。自分たちにはママが必要だ。自分は将来を考えてしまう」と彼は言ってくる。
自給できない食材や生活雑貨を買ってくるのは、全部私だと彼らは知っている。家事も全部私がやって彼らの生活を整えていると知っている。
子供達が私に愛情を感じてくれていることは嬉しいが。

私と子供達の間で、父親の話をすることは殆どない。夫がいなくても、私達は仲良く協力し合って暮らせているから。
夫に大切にしてもらえていないようだし、日本に帰って生活しなさいと、身内からは再三言われてしまう。不幸に見えるようだ。
しかし、私の中には、毎日この自然の中で家事をして、細やかな幸せを感じているのだ。
例えば、温かい日差しの中で、外に御座を敷いて朝食付きを子供たちと食べている時や、囲炉裏を囲み炎を見ながら、夕食をみんなで食べている時、この生活を失いたくないと思ってしまう。
こんな可愛い子供たちと離れ、一人猥雑なハラレで夫は暮らしていて、お気の毒に。
人から幸せそうに見えるか、見えないかより、自分の心は何を感じているかが大切だと思っている。

夫は、この村には自分にとってバッドスピリットが住み着いていて、村に長く住みたくないとも言う。さすが、恐ろしいほど精巧に多種のムビラを作る天才的なムビラメーカーだ。感性も、行動も、普通だと思わないほうが良いと、最近よく思う。
ムビラプレイヤーにしろ、メーカーにしろ、一流になるに連れ、神の領域に触れるのか、会話していても不思議な感覚の人がいる。夫もそういう一種なように思えて来た。
考えても分からないから、あまり夫の思考回路を探る努力をしないほうがいい。
それでも彼は私を愛していると思う。なぜだろう。この一ヶ月連絡もないが、彼は私達を愛してはいるだろう。

子供達と私は、生活費を自分たちで稼ごうと考えた。私が考えたのは 、ブロイラーという鶏をヒヨコから育てること。6週間で成熟し、村の中で売れる。50匹から始めて、初期費用200$。一匹6$で売れるので、300$の売上。利益100$なので、プロフィット50%はいい商売だろう。養鶏については、また後日まとめよう。

看護師として長年働いた人が、養鶏をするのだから人生は面白い。
もし、夫が生活費も入れてくれて、いつもそばにいて世話してくれたら、私はこんなに行動できなかった。
人生の経験のすべては良し悪しではなく、成長と学びの為の必然なのだとつくづく思う。

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