元氣メグル日々 エリカのブログ

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ハラレに家を建てる

ハラレに家を建てる
夫は一ヶ月半ぶりに帰ってきたら、ハラレのグレンビュー7の近くに家を建てるための土地を買っていました。メールで話は聞いていましたが、また話だけだと思っていたのです。夫は、ハラレでムビラを作っていると新しい客が付くようで、家賃収入を得るためとハラレに自分たちが住むための家の建築を急ぐようです。
ジンバブエの家を建築する手順は日本と全然違います。自分でブロックやセメント、窓枠、ガラスなど材料を買って、人を雇って作り始めます。でも、完成まで資金は持ちません。数部屋住める部屋を作って住み始めてしまって、それから資金ができた時に水道を引いて、電気を通して、他の部屋を作ったり、屋根を作ったり、窓枠にガラスを入れたりして、4、5年かけて作っていきます。町には、そんな建築途中だけれど、人も住んでいる家があちらこちらにあります。私達の家も、20m×11mのフラットの家を立てる予定ですが、先ずは小さな3部屋とトイレとバスルームのみ来月までに作りたいようです。
村での農業は確かに重要ですが、農園に作った井戸も嫌がらせで埋められてしまって、それを開くには資金がいるし、牛も足りないし、今農業で収入を得ていくよりも、ハラレでムビラ製作での新しい客を得ていくほうが早く収入を得られ様子。
息子の14歳のブライトンもセコンダリー2年生。リンガ村には4年生までしかありません。ジンバブエはセコンダリー4年生で合格点を得たものがOレベルという資格をもらえ、セコンダリー5、6、7年生に進めます。7年生で合格点を得てAレベルを得たものが、大学に進学できます。夫は、ブライトンを大学に入れたいため、来年にはハラレのセコンダリーでレベルの高い教育を受けさせられるようにするためにも、ハラレに住める家を持ちたいのです。
つくづく日本の夫婦関係と違うと感じます。こういった家を建てることも、夫が独断で決めて進めていきます。確かに外国人の私には、情報も土地勘もないし、夫が相談するに足りるものはないのですが。ジンバブエの男は、昔狩りに出ていた時と同じです。夫が家を留守にするのは伝統だ、父親が狩りにでて何を収穫出来るか出来ないか、妻子には文句は言えないのです。ただ、待っていろと言われます。
夫は、日本の男性が結婚してしまうと、独身時代のように長くジンバブエに滞在しなくなったり、常に妻子を連れて行動したり、家事や育児を手伝う様子を、男を駄目にするシステムだと言っています。私もジンバブエ人の夫と結婚したのですから、日本で思っていた夫婦像は捨てることにしました。私は、夫のこういう人生を切り開いていこうという強い自分の道がある所に惚れたのです。半面、自分勝手だと思う時もありますが。
暫く、私は村で暮らし、夫はハラレでムビラを作り、時々帰ってくる生活は続くでしょう。夫の不在が続いた最初のほうは、私はもう一人子供が欲しいと思っていたこともあり、自分の願った生活が叶わず、心荒れました。でも、子供も授かりものです。娘を一人授かっただけでありがたいです。娘の腕に円形のチササという皮膚病ができました。痛くも痒くもないのですが、夫は誰かがベィビーのことを思いすぎると子供にチササができると言われて、ハッとしました。自分の願いを手放すことも大切です。今、私はこの子供たちとだけの生活でも、楽しく暮らせるようになりました。娘が、毎日周囲4件の友達の家を行き来して、自由に楽しく逞しく成長できるこの環境は素晴らしいです。
夫と話し合う中で、彼が私を最後の妻であり、私と一緒にブーレ家を盛り立てて豊かになっていきたいという強い愛情と意志は感じました。彼が作る財産の全ては、私の財産でもあると彼は言いました。彼は過去3回離婚しています。結婚生活とはチャレンジだと言っています。私もそう思います。人生は、成功とか失敗とかではなく、行動し挑戦し学ぶためにあるのでしょう。
私たちには、育ちの違いから話し合いを疲れるほど重ねる必要があったり、これからも問題は度々起こるでしょう。でも、私はレジデンスパーミットが取れた当たりから、気持ちが変わりました。私は、ここで愛する尊敬する夫と共に人生を生きて行きます。

| ジンバブエでの日々 | 19:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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