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元氣メグル日々 エリカのブログ

2017年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年10月

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家族事情の違い

ジンバブエにいるとやたらに結婚しよう、子供をもっと作るべきだと言ってくる人が多い。妻、夫なしに2、3年過ごしていたら、ジンバブエでは大抵の人が再婚するのが普通らしい。妻、夫なしに生活し続けることなど、人はできないと複数の人に力説されてしまう。日本では、一人で子育てし続ける友人も多く、独身者も多く、一人でも生活できるので不自然さは感じないのに。
日本の独身者の多さを話すと、ジンバブエでは一生を独身で過ごすものなどまれで、そんな人がいたら異常があると、家族中から心配されるという。
ショナ文化を知っているつもりでいるが、やはり違いが大きいなぁと痛感。

しかし、結婚も複数回して、子供も沢山作るが、子供を世話しない親も多い。父親が世話しないで大きくなっても、子供は一生父親に帰属するのが、ジンバブエの文化だそうだ。それがトーテム制。
結婚に結納金ロボラが必要だが、今やほんの僅かしか払わえなくて結婚する人も多い。離婚するとき子供ひとり牛一頭の養育費を母親に渡すのが文化だが、それも守られていないようだ。
日本からみたら、母親の権利がなくて、理不尽ともみえる。

チアニケ家では、チアニケ夫妻の7人の子供のうち、末っ子はマロンデラのカレッジに行かせていて学費を払っている。残りの6人の子供は16才から1才まで10人の孫をチアニケ夫妻のつまり祖父母に預けて、ハラレや南アフリカで暮らしている。親戚の子あわせて、13人の子供と暮らし、学費も払っているのだ。去年より4人ほど増えている。
小学校の学費が、1学期12ドル。中学は24ドル。三学期制だから孫たちの学費だけで大変な負担だ。
チアニケがムビラ職人で比較的豊なので、子供たちが頼っている様子。持つものに親族がよってたかるのも、文化だと思う。

しかし、向かいの親族の家も子供が多い。やはり14人の孫を預かっていて、チアニケ家と同じ状況。
若い世代が、現金収入を求めて、村に住むことを嫌う傾向もどこでも同じだが、この祖父母が子育てする家族事情は、日本では理解しがたい。

チアニケ夫婦は孫を本当に可愛がっていり。穏やかな人柄で、子供たちに声を荒げて叱ることもない。いつも子供の無邪気な笑い声で溢れている。
この家に2年連続でお世話になっているが、娘の遊び相手もいるし、私にとって居心地がいい家だ。
写真:孫たちが騒がしく遊ぶ横でムビラを作るセクル・チアニケ

| ジンバブエでの日々 | 20:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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