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元氣メグル日々 エリカのブログ

2016年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年01月

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年末のご挨拶

2016年が終わります。
毎年年末頃に、移住や帰国など人生の決断をすることが多かったここ数年。今年は、一月にジンバブエから帰国したあとに、ジンバブエ移住は諦め、日本で生活していく決断をしてしまったので、穏やかな日常に感謝する年末です。

年老いていく実家の母の存在。運良く自然育児に理解ある保育園に入れ、娘がお祖母ちゃんといて保育園で遊べる日本にいたいといったこと。10年近くお世話になっている看護師派遣会社にも、老人介護施設にも、厚遇で迎えられたこと。そういう事情を総合的にみて、日本での生活を選びました。
海外移住に挑戦した人は分かると思いますが、ビザの問題、人脈のない中仕事を得ることの難しさ。
日本には不安も不満もありますが、すべてを経験して、今が最良だと言えました。
そして、ジンバブエでも日本でも、幸せだったと思えます。
これからもまた人生の決断をすることがあるでしょう。世は無常ですから。
常に今が最良だと言えるのも行動し、経験するからだと思います。常に最良の決断だった言えるように、生きていきたものです。

二十代は本当に看護師が嫌で、この仕事から足を洗いたいと随分思って、世界を放浪していました。しかし、今、こうして日本とアフリカを行き来したり、ひとり親で子育てしたり、世界の片隅のちっぽけな人々の生活に多様性ある人の豊かな人生を見てきたりして、看護師っていい仕事だと思えます。若い頃は人の命や人生を受けとめられず、人の死や障害を得る理不尽さの恐怖に震えていましたから。
この仕事は、円熟してきてから、良さが分かるのかもしれません。

仕事、育児、家事に怒濤の日々ですが、時間をどうにか作って、時々ムビラを弾きます。ジンバブエも日本も、目に見えない霊的な世界もこの物質界も、繋がっていてひとつなんだと感じます。
こういう経済優先になりがちな世界にこそ、愛を実感するムビラのような楽器が大切だと日本にいてこそ思います。

家族、友人、職場の方々、私につながるすべての人たち。至らぬ私には大きな愛をくださり本当に感謝です。
そして、来年もどうぞ御守りください。

| 日々のこと | 12:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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