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元氣メグル日々 エリカのブログ

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津島へ

私たちは、愛媛県今治市の大島に住んでいますが、島活性化活動のためNPOを運営している知人に誘われて、大島の向かいの津島を訪れました。

今、津島は島民13人、平均年齢80歳という状況です。
和30年代まで小学校もあったようですが、このように無人島への危機に面している島は、この瀬戸内海にはたくさんありそうです。

島の人たちは、毎日4便の大島、一便の今治との定期船で生活物品を揃えます。その船長さんも80代。
その方が、広島県の大崎上島までクルージングしてくれましたが、そこには昭和の3階建ての楼閣が連なる路地があって、瀬戸内海の島々はかつて多くの運搬船が行き来して、大変栄えたことを思わせました。
今治の隣のこの大島でも、人口の流出は止まりません。子育て世帯はやはり仕事や子供の学業に不便さを感じて、橋をわたって今治に移住してしまう人が多い現状。ましてや、橋もなく、船だけの孤島では、若い世代が住むには現実的ではないことを、私も大島に住んでよく分かりました。

津島では、ご老人たちがたこ飯を作って、近海で取れた鯛や貝などを海鮮バーベキューにしてもてなしてくれてました。
娘は、水着を持っていかなかったのですが、小学生のお姉さんたちに面倒を見てもらって、初めて海に入って大はしゃぎ。
昭和の民家が連なり、お年寄りたちがのんびり暮らす、時が止まったような津島。
娘も、多くの人たちに可愛がってもらいまたひとつ瀬戸内海の夏の思い出ができました。

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| 日々のこと | 23:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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