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元氣メグル日々 エリカのブログ

2013年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年02月

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のんきな日々と現実

面接した特養老人ホームがジンバブエに行く前でも、少しでも働いてほしいと面接の時点では言っていたので、一時保育の登録したりして働く気満々でしたが、時給の交渉などで時間が過ぎていきました。すべての話がなかなか先へ進まないのも、この島の特徴ですね。ジンバブエっぽいです。

毎日午前中はお弁当をもってバラ公園という島でまともな遊具は唯一ある公園へ行って、あまり他の子は来ないけど、娘を遊ばせ、午後は老人福祉センターの150円のお風呂に入りに行く毎日。福祉センターの方や毎日お風呂に来るご老人も、娘を可愛がってくれます。家で悪戯盛りの娘とじっとしていたくないので、毎日大空の下自転車で走っていますよ。
近くの畑で、大きくなりすぎた大根が落ちていて、拾ってきて切り干し大根作ったり。よもぎや枇杷の葉を干して、お茶を作ったり。パン屋さんが少なすぎて、安心できるパンを選べないので、ホームベーカリーを買って、自分でパンを焼き始めました。天然酵母も、ホシノ天然酵母を使うとすごく簡単。この島は、荒れたみかん畑だらけで、近所の放置されているみかん畑からみかんを取ってきて、マーマレードも沢山作りました。
のんきな毎日です。

しかし、現実は厳しい。
やはり横浜時代と同じ仕事をして時給985円では辛いので、頑張って常勤で週5仕事をして住宅手当てなどももらおうと再交渉中。
この十年、都合よく派遣でナースをして、ジンバブエに行き、ムビラと絵の活動をしてきて、もう一生常勤で束縛間のある働き方をしたくない。なんて、思っていたけど、親になると人生の最重要テーマが子供を無事育て上げることになって行くのですね。常勤もやります。
しかし、やはりひとり親だと、夜勤はできない、保育園はひとつだけでそこは延長保育も日曜祝日もないので、働ける時間は保育園に合わせなければならない、となると単純に常勤採用も難しいようです。ナースといえども、島の中での医療機関は限られるし。。
ひとりで子育てするのは、大変なものなんだなぁ、と今頃実感し出しました。これから子供の病気など、問題が発生してもっと感じていくのでしょうね。
そんな愚痴を福祉センターで顔見知りになった老人に話したら、「結構、中に入ってしまったら、島の人は都合よく融通してくれるものよ。大丈夫よ。島は、子供がいなくて未来が心配なんだから、頑張ってこの島で子育てしてよ。」と励まされました。
まぁ、どうにか成るでしょう。
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| 大島の日々 | 22:22 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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