元氣メグル日々 エリカのブログ

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未来のために

実家の母が、急に子供のヨダレふきを作り始めました。タオルに紐をつけたり、マジックテープをつけたりして、夜更けまでミシンを踏んでいました。子供が生まれるのは7月だし、ヨダレふきが必要になるのは、生後3ヶ月以上だし、気の早いことです。
最近まで私の子供を否定するような発言をしていたのに、何を割り切ったのでしょうか。
女というものは、いつになっても命を生み出すことが愛おしいものなのでしょう。
理屈よりも、感性が先に新しい命を肯定してしまう。女は、しなやかで強いですね。
「黒人と日本人の混血ってどんな顔しているのかしら」と母は想像を膨らませている様子です。
ミックスの子供たちは、みんな可愛いですよ。そして、黒人の強い肉体の遺伝子を得て、丈夫らしい。
私も夫の顔を思いながら、わが子の姿に思いを馳せます。

あんなに生計を立てることが難しくて、悩んだジンバブエだったのに、夫からメールが届くともうジンバブエに帰りたくなってきます。
嫌なことはすぐ忘れてしまう。私も楽観的な女だなあ、と自分で思います。
ジンバブエでは、悩みがあっても大きな空を見つめると、明日があるような気持ちがしました。あんな生活でも、夫のそばにいたかったし、日本に帰りたいと思わなかった。
都会の日本は空が小さいから下を見つめてしまうのかな、ものも豊富だし便利なのに、何か明日が不安です。

妊娠してから、地球の未来をより良くしていきたいと思うようになりました。
以前も、ムビラやアフリカの文化紹介をしながら、世界の多様性や独自性が生物としての人間には大切だと思って活動してきて、自分の外なる自然、内なる自然を維持した生活を実現していきたいと、マクロビ師範を取ったり、東洋医学勉強したりしてきました。
今は、もっと具体的に社会の問題に対して、行動していかないとと焦燥感があります。ぞれだけ人類は危機的です。
日本で起こっている問題は、日本だけのものではなく各国も同じ問題の中にいます。
ジンバブエで暮らして、特にそのカラクリを感じられました。

結局、世界は強い国が弱い国に理屈を付けて、いかにも正義があるように見せて、搾取するのです。
世界は奪うものと奪われるものに分かれています。
豊かな国と、貧しい国に分かれているのではなく、なぜ貧しくなるのかというと、搾取されているからです。

最近の南スーダンの自衛隊のPKO派遣にも思います。
南スーダンぐらい道路やインフラの未整備な国なんて、世界にはいっぱいあります。なぜ、国連は南スーダンを独立させ、PKOでお節介にもこの国を発展させようとするのでしょうか。
私は、石油目当てと企業のマーケット拡大のためにしか見えません。そして、中国のような国は、もう積極的に南スーダンに人を送り込んで商店を開き、会社を起こし、経済を握ろうとしています。
PKOが人道支援とは、私には見えないのですが。

ジンバブエも中国人と中国製品に溢れていますが、中国人がレアアースや金などを採掘して、その富を獲得します。街でも、かつてのジンバブエ人の商店は、多額の資金で中国人やナイジェリア人に買われて、ジンバブエ商店が追い出されてしまっています。
ジンバブエ人の権力者は富みますが、市民に雇用も富も分配されません。
これは、植民地政策の形と国が変わっただけです。
ジンバブエ市民もそのカラクリは分かっているのでしょうが、長く搾取、支配されて来ていて、援助慣れしていて、自分たちの中から富を作り出すこととより、外国の富のおこぼれを待っているような様子があります。
ジンバブエは、車などは関税50%と高く、まだ自国産業を守ろうとしていると思います。でも、あの国は肝心の自国産業が衰退しているので、搾取されつくしたなれの果てに自国で経済サイクルを回すバランスが狂っていて、立て直せない植民地時代が長すぎた問題があると思います。

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)などに加盟したら、日本だって独立国家として自国民の文化生活が守れなくなるでしょう。
今の日本はアフリカ各国を貧しい、発展途上だと高みから言える身分ではありません、と私は思うのですが。

TPPも原発問題も、日本が日本人の国益のために選んだ政策なのでしょうか。
所詮は、アメリカが日本から搾取したくて、日本の企業も他国から搾取したくて、選んだ政策だと思います。私たち庶民は、真実を隠され、嘘をつかれ、毒を飲まされるだけです。
世界の限られた食べ物、鉱物、富を搾取して搾取されてというグローバリゼーションの中で、人類は滅亡の道を突き進もうとしています。
その土地の自然を大切に、その身近な自然の中で富を分配し、その土地の人間が富を作っていく小さなサイクルを、無数に作って行くことしか、人類が生き残って行く道はないと思うのです。
だからこそ、経済的な貧富ではなく、固有な個性的な多様ある世界の文化や生活に価値があり、それぞれを大切にしてほしいと、ずっとやってきたムビラやアフリカ文化への活動につながるのですが。

3月に、長く一緒にムビラ活動をしてきたムビラ・ジャカナカのマサの鎌倉のゲストハウス「亀時間」でTPPのお話会があります。
私は、参加するつもりです。
以下は、亀時間サイトからの抜粋ですが、ご興味のある方どうぞ参加してみてください。

昨年来テレビ、新聞でTPPについて報道していますが、
全てが国民に知らされていないという話があります。
今回「サルでもわかるTPP」のホームページでお馴染みの安田美絵さんをお招きしてお話会を開くことになりました。
まずは知ることから始めてませんか?

3月18日(日)「サルでもわかるTPPお話会」

TPPって貿易の話でしょ?農業の問題でしょ?って思ってるアナタ!
これはあなたの身にも降りかかる大問題だ、ってことをぜひ知って!
原発以上に危険な問題かもしれないよ…。
テレビや新聞が伝えない真実、わかりやすく噛み砕いて、お話します。

サルでもわかるTPPのホームページはこちら
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html

場所:亀時間~鎌倉材木座のゲストハウス~
http://kamejikan.com/
住所:神奈川県鎌倉市材木座3-17-21
TEL:0467-25-1166
アクセス:鎌倉駅東口7番乗り場バスで10分。『九品寺(くほんじ)』下車徒歩30秒。
日時:3月18日(日)13時~15時(12時30分開場)
募集人数:30人
参加費:500円(資料付き)+1ドリンクオーダー
    高校生以下無料
申し込み:亀時間へ下記リンクページより、「TPPお話会参加希望」というタイトルで、お名前、人数と連絡先を伝えて下さい。
当日も空いていれば参加可能ですが、参加を確実にするために予約をお勧めいたします。http://kamejikan.com/?page_id=46
     

講師:安田美絵 早稲田大学卒。人々の健康と地球環境を守ることを願って、ルナ・オーガニック・インスティテュート設立。マクロビオティック料理教室&持続可能な食のセミナー「サステナ・フード教室」を開催している。食の安全と当たり前の暮らしを脅かすTPPへの反対を訴える市民活動家としても活動中。HP「サルでもわかるTPP」はネット上で大ヒット。著作や講演は「とにかくわかりやすい!」と評判。ルナオーガニックインスティテュートのホームページはこちら
http://luna-organic.org/index.htmlSee More

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