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元氣メグル日々 エリカのブログ

2011年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年05月

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高桑常寿写真展

仕事帰りに「アフリカ ミュージシャンの肖像」で有名なカメラマンの高桑さんの写真展に行ってきた。
いい写真展ですので、是非行ってみてください。

私は派遣ナースとして、条件さえ合えばいくつもの老人施設や病院を掛け持ってきた。今月も、老人施設と病院の2箇所に通う。
今日は蒲田の古い病院の夜勤だった。久しぶりに急変した人が死亡して、死後の処置。でも、家族はなかなか来なかったので、遺体をそのまま置いて、外来で喧嘩で手を切った人の縫合の介助、合間に患者のおむつ交換や意識はなく気管切開をしている人の痰の吸引。でも、どうも下痢の人が多く、おむつから排泄物が出てシーツを汚したり、吸引の患者の痰は多く、なかなか呼吸状態が安定しない。などなど、本当に忙しい夜勤だった。
ナースという仕事は、汗にまみれて仕事をし自分の命と相手の命の存在を感じ高揚感を持ちつつ、人は死を感じ少々むなしく、命のすばらしさと人生の儚さの相反する感情を同時に感じてしまう。
この消毒薬と排泄物の匂いが染み付いた仕事は、もう20年も関わっている、好きで嫌いな、私の仕事。
こういう感情はなかなか理解されない。

こんな夜勤明けだったので、品川のキャノンギャラリーでの力強い写真達とまっすぐに向き合ってしまった。
自分の顔に責任を持ちたいと思わせる顔たち。
昨年、私はパシチガレ・ムビラズで高桑さんにアーチスト写真を撮ってもらったが、緊張してこわばった写真が出来上がった。まだまだ、自分の生き様が軟弱だから、ただ綺麗に撮ってほしいだけの表情しか出ないんだと思った。
もっと歳をとって、ムビラを弾き続けて、ジンバブエと日本の土が混じったような表情をした叔母さんになりたい。そうしたら、また高桑さんに自分の顔を撮ってもらいたいなあ。

エリカ


高桑常寿写真展
唄者の肖像
TAKAKUWA Tsunehiro Photo Exhibition
Musicians of Islands
3月31日(木)~5月16日(月)
キヤノンギャラリーS
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/takakuwa-utasha/index.html
写真家、高桑常寿氏の作品展。本展では「唄者の肖像」のタイトルのもと、沖縄、八重山、宮古で撮影された唄者(沖縄の三味線「三線」を弾きながら唄い踊る芸能者)を記録した作品約60点を展示します。4×5判の大型カメラで人物を真正面からとらえたポートレート作品は、その高精細な映像と相まって、各々の唄者の人柄や人生までも映し出すような力を感じます。





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