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元氣メグル日々 エリカのブログ

2010年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年03月

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春の野草積み

母に実家のそばに、ふきのとうが群生していているから、積みにくればと言われ、横浜市旭区の実家へ野草積みに行ってきました。
と言っても、実家は緑区の自宅から徒歩で30分の距離なのですが。

子供の頃は、緑区、旭区などは、野原や田んぼ、畑が一杯で、私達はいろいろな草を積んだり、虫を取ったりして、土にまみれて遊べていました。今は、住宅地と駐車場ばかり。生まれ育った、先祖代々住む横浜だけど、亡き父など今の横浜は人も土地も暖かさを失ったとよく言っていましたね。

実家の裏の空き地に、ふきのとうが一杯ありました。
これは、酢味噌であえて美味しくいただきます。

ちょっと母と散歩がてら、近くの空き地へ。
ナズナ積み。ナズナがこういう地に這いつくばった草とは知らなかった。茹でてお浸しにしたら、さわやかでしたね。
大人二人が、住宅地の空き地で野積みをしているので、少々見た目は怪しかったでしょうね。
ナズナは、春の七草のひとつで七草粥にしますが、新暦で1月の正月に七草粥食べるのはやはりおかしい。その時期はハウス栽培の七草しかないでしょう。
旧暦で2月14日が今年の正月ですから、本来七草粥はこの時期です。旧暦は正しいと実感。


駐車場の片隅に、くつし発見。
春ですね。
草は強いなあ。
こんなアスファルトやジャリだらけに成ってしまった町で、春を教えてくれます。


春は、生命の躍動が始まる時期で、さまざまな生き物が目覚め発展する時期です。五行陰陽論で、肝、胆嚢系。自然界の「木」が天地のエネルギーを受けて伸びやかに成長するように、すべての臓器が順調に伸びやかであるように調整する働きをします。冬を乗り越えるために蓄えた生命エネルギーを浄化、排泄する「衣替え」の季節なのです。
こういう春の草の芽吹いてきたエネルギーで、体内を浄化し循環させていかないと、いけないんですよね。
私も、マクロビオテックの食生活を初めて1年以上経つけど、今年も少々花粉症です。まだまだ自己排泄の能力が弱いのか、外界の毒が強いのか。
腰痛もあるので、毎晩こんにゃく湿布で腎臓を暖めて排泄機能を高めたり、外から帰ったら番茶で鼻や目を洗ったり、自然療法をしているのですが。

この宇宙のめぐりを忘れてしまった現代で、もっともっと季節を感じる能力や食のいただき方を勉強していかないといけない。
面白い豊かな学びです。

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| 自然療法 | 01:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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