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元氣メグル日々 エリカのブログ

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私達はどう生きるか

ジブリの「君たちはどう生きるか」を見てきた。
ジンバブエに4年ぶりに行く前にこの映画を見れて、本当によかった。ジブリ映画が心に響くようになったのは、子供が産まれてからだ。
美しい色の表情や間で心に染みてくるファンタジーだった。主人公の彼は、自分で積み木を積み上げられる異世界の王になることより、ウソも悪も矛盾も含んだ現世界の中で自分の人生を作っていくことを選んだんだと思った。

そして、私は苫米地英人さんの新刊「超国家権力の正体」を読み終わった。アフリカに関わり20年以上、大航海時代から今に続く搾取の歴史と歴史の通説の嘘は、知識としても実感としても知っているし、今の権力者たちの陰謀に繋がっている。私達は今ここにある世界がどう作られたのか、真実の歴史を学び、そして自らアクションしていかなければ、奴隷の人生が続いて行くだけ。このアンフェアな世をどう生きるか。
やはりいつも「私達はどう生きるか」と自分に問いている。

| 日々のこと | 23:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヌーミレパーク

銀座sony parkのヌーミレパークにやっと行けました。
10月からやっているのに、コロナ感染症のせいで2回もキャンセルせざるえなくて、もう行けないかと思った。
音楽番組などほとんど見ない私が、2019年の年末、偶然TVでKing Gun の白日を見て、驚いてしまって、それから家でかける日本の音楽といえはKingGunかMilleniumParedeばかり。
リズムや重低音のグルーヴだったり、変調や変拍子、密度の濃いミキシングなどの面白い音楽性、ダブルヴォーカルの質の高さなど、日本でこんな音楽あるんだと惹かれるばかり。
というわけで、念願のKingGunかMilleniumParedeのテーマパークであるヌーミレパークです。

この装飾はアート部門ペリメトロンの仕事ですが、実に自分にはしっくり来てしまう。
私は、横浜大黒ふ頭からのびる産業道路脇の鶴見で産まれ。私の子供の頃の横浜は、みなとみらいなんてなくて、桜木町のガード下の壁はポップなスプレー画で、そこにホームレスがたむろし、そんな混沌とした道を歩かされる。関内も中華街も野毛ももっと汚くて、怪しくて、子供から見ても大人の混沌としたエロさが滲んでいて、ドキドキした。父がみなとみらいができた頃に、横浜はこんな所じゃないんだと言っていたのが、今分かるなぁ。
アフリカンアートのあの鮮やかさや自由さやポップさに、郷愁の念さえ感じたのは、あの古き横浜にあったんだと思ってしまった。

音楽でも絵でも人生でも美しさって、死と生、綺麗さと汚さ、黒白混じり合ったところに、全部抱え込んだところにあるんじゃないのか、分かりやすいものなんて嘘だ、混沌としたしたところに真実の欠片があるんじゃないの、そんな気分でいます。

しかし、ミレニアムパレードの3Dライブは、ちょっと私たちには酔う。音楽は良いが、3D画面は健康に悪すぎる。無理。

| 日々のこと | 18:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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子は親の挑戦を支える

子供とは、親の挑戦や成長を支える、と思う最近。
昨年夏、ジンバブエで過ごしたあと、このまま日本で娘の小学生時代を過ごしていくのは窮屈だなぁ、海外で数年仕事したいなぁ、などと思い国際協力関係の転職ができないか模索し始めた。
まず英語の認定証が必要。Toeic でいいのが、この点数が取れない。高校から看護医療を専門としてきて受験勉強も経験ない私には、一般教科は中学から総復習のレベルなのだ。
昨年の試し受験は、散々たる結果。勉強を続けるも、そのうち3月からコロナで試験が中止になり、娘が休校になりホームティーチングに時間を使うようになり、自分の勉強は中断。試験が再開になって受験したが、合格点は程遠い。
私も40代半ばだし、このコロナ危機で国際協力的な仕事の枠は減るだろう。転職のチャンスは少ない。今のフリーナースにも不満はない。
仕事して、家事して、娘の勉強に目を通し、12:00から2:00ぐらいを集中できなくても勉強している日々。遠い結果にどこで諦めるか。それをいつも思う。
しかし、私が諦めようとすると、娘が「ママ、諦めちゃうの。ママが勉強しているの好き」というのだ。同居の母も「もう少し頑張れば」という。うちの家族は私が夜な夜な勉強していることは、迷惑でないらしい。
親として、自分を簡単に諦める姿を見せたくないと思う。私自身が、いつも娘に他人の評価でなく、自分を見つめて自分に納得した人生を選択してください、といっているのだから。歩みは小さくても、継続すれば見えてくる風景はいつも違って来て、変化していく自分が面白くもある。
絵やムビラをおいて、勉強する日々に結果を出せるか分からないが、娘がいなければもうとうに諦める終了していただろう。
子供とは、ありがたい存在だ。

絵は、相変わらず自分の肌の色にアイデンティティーをもつ娘の絵。この絵はまだうすい茶色のほう。時にそんな黒々と自分を塗り、友人をそんなに白く塗るんだと、笑える。

| 日々のこと | 14:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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娘の初めての美術館

私が小中学生あの頃、よく連れていってもらって多くの西洋絵画に触れた上野の西洋美術館。首都圏に育ち良かったことといえば、アートでも音楽でも、本物に身近に触れられる機会を多く持てたことだと思う。本物だけがもつエネルギーというものが、なんの芸術でもあるのだ。
娘も小学二年生と成長して、何か感じられるかな、と思ってロンドンナショナルギャラリーが来ていたので、連れていった。
このご時世、日時指定前売り券を購入しなくてはならず、気軽に美術館にも行けないとは。。
娘は、アングルなどの宗教絵画にも引き付けられていたし、ゴッホのひまわりには圧倒されていた。私も小さい頃、美術館に行く度に、気に入った絵の絵はがきを買って貰って、宝物のようにファイルして、模写したりしていたな。娘も絵はがきが欲しがり、数枚選んでいた。こういう絵が好きなんだと、娘の好みを再発見。
私も、娘を産んでこの8年、西洋美術館には来れなかったので、絵の放つ力に感動するものがあった。
大きな絵は、この10年描いていない。そろそろ描くかな。
敬老の日だったので、お祖母さんにも入場券のプレゼント。「みんな絵がうまいわねぇ」だって。なんだその感想。

| 日々のこと | 14:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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娘の絵

娘が学校から持ってきた作品。
夏の思い出を描いた様子。
プールで泳いでいる絵の黒い線は何?と思ったら、一緒に泳いでいる友達の水泳帽を被った頭だそうだ。なんてシュールな表現。子供の絵はすごいね。
娘は、自分を描く時、茶色で自分の肌を塗り、友達は白っぽく塗る。私は、彼女が黒々と自分を塗るほどに、ワクワクしてしまう。彼女の中にあるアフリカらしさが、私は愛しくてしかたない。
彼女も、自分の肌の色も髪も、自分のルーツがアフリカにあることを、そのまま愛しているように感じている。
いつまでもそのままの自分を愛していって欲しい。

| 日々のこと | 19:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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