元氣メグル日々 エリカのブログ

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ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ

響堂雪乃著『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』を友人の高校生のお子さんに贈ろうと読んだ。

「君たちが対峙する脅威とは、外国資本の傀儡と化した自国政府であり、生存権すら無効とする壮絶な搾取であり、永劫に収束することのない原発事故であり、正常な思考を奪う報道機関であり、人間性の一切を破壊する学校教育であり、貿易協定に偽装した植民地主義であり、戦争国家のもたらす全体主義である」(本書「まえがき」より)

「君たちはニホンという国ができて以来、もっとも過酷な時代をいきなくてはならないのだ。」という言葉に納得。私は、今の社会にこのくらいの危機感はある。
この本を読んで、私にとって目新しい説はなかったが、国民国家、資本経済、法、政治、経済、すべての社会的価値が崩壊しつつある現実社会をみつめ、騙されず、人任せせず、この時代に新しい価値を自ら作って生き抜いていかなくてはならない。
「15歳から始める生き残るための社会学」とあるが、大人にとっても大切なメッセージがある。

繋がることより孤独な時間をたいせつにし、読書し、一生学びつづけ、国境に跨がる社会を築こう、という若者への声かけにが共感する。
学校不信、教師不信、世の中の大人の不正義に不信感一杯で、かといって同級生とも価値観を共有出来なかった、私の中学ぐらいの時にも、こういう類の本に出会いたかったなぁ。

ジンバブエで暮らしていて思ったのが、ジンバブエのような国では、国民が政治も経済も、自分達の国の支配者、執政者を信じていないのだ。伝統や文化に誇りは持っているが。だから、自分達の生活を守るのは家族や近隣の人々。自分の体と頭脳を使って、家族内で助け合い、仕事を作りだし、国境を渡り、個人の自立度が日本などよりずっと強いように思った。日本人は、政府が守ってくれる、テレビがいっていることが正しい、と思いこみ自分で知識を集め、俯瞰的に社会をみれていない。日本の地方の人は特にそうだ。
複雑にこんがらかった社会に飼い慣らされた先進国の人間より、原始的なシンプルな人間らしい暮らしを維持している人々のほうが、これからを生きるヒントを持っているように感じる。さあ、若者よ旅をしよう!アフリカへ行こう‼


| 日々のこと | 14:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「アガーフィアの森 」を読んで

「アガーフィアの森」という本を読んだ。
内容は「野生動物だけが生息するシベリア針葉樹林帯で、30年以上自給自足していた家族が発見される。老人の率いられたその家族は、信仰を守るため、約300年前にこの地へと逃れてきた一族の末裔だった。家族以外の他人に一度も会ったことのない純真無垢な末娘、アガーフィアの、驚くべき忍耐力と溢れるばかりの好奇心…。ロシア全土が固唾を呑んで見守ったルイコフ一家の運命。その「事件」の全貌。」というものだ。

彼らは、俗世の人間が彼らの生活をささえようと善意で持ち込む文明的なものを「自分達には禁じられています。」と拒む。差し入れられる生活物品も「こうものが多くては、一度の人生で使いきれない」と呟く。
アガーフィアは、最後父親も他界し、シベリアの樹林帯で、ひとりで生きていくことになった。周囲が俗世での暮らしを勧めても、「あの人たちは、一時的なものにすぎない肉体の心配ばかりして、魂の救済についてはちょっとも考えていない」といって孤独で危険な森での自給自足と祈りの生活を頑なに貫いた。

私は、ジンバブエの村での生活を思った。村は、この物語と比較して明らかに俗世だ。しかし、自然は人がいきるすべてをくれ、物体より魂の救いのほうが人生にとって重要か、教えてくれた。孤独も輝く夕日に救われて、心は大自然の神に見守られ包まれていた。
現代に生きる私たちも「人間にはそれは禁じられています」「神に対する罪です」と拒む勇気が欲しい。原発や遺伝子組み換え、化学兵器、自然破壊につながる開発など。

この本を読んでいる時、娘の保育園で小麦粉粘土を作る作業をしたことがあった。子供たちが大喜びだった。でも、私は思わず職員に抗議してしまった。ジンバブエの自給自足の時代に現金で買わなければならない小麦粉が、貴重だった経験がある。食べ物を食べずに創作に使うことに、私は罪の意識を感じた。食べ物は、命だから、食べて欲しいと、若い保育士に訴え、思いもよらない発想だったと驚かれた。

この「アガーフィアの森」は、罪深い現代社会に生きる私達に、貴重なメッセージをくれる。

| 日々のこと | 22:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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お揃いのアフリカンドレス

保育園の今年の年長さんたちの卒園式に出席。横浜アフリカンフェスティバルにいく予定なので、家からアフリカンドレス。
年少の娘は張り切って卒園生を送る歌を歌い、 他の子の卒園なのに感動して涙してしまった。二年後自分の子が卒園するときにはどれだけ泣いてしまうのだろう。

そして、急いでアフリカンフェスティバルの為に、みなとみらいの赤レンガへ。
もと一緒に活動していたパシチガレムビラズのライブを堪能して、みんなに会いたくて行ったのに、到着したとたん「アフリカンファッションショーに出てください」と声をかけられてしまった。
質の高いパシチガレのムビラとホーショウで踊らさせてもらった。家でムビラ音楽をよくかけて家事をしているので、娘は一緒にムルルしたり、ダンスしたりするのに、儀式の時もライブも暗くなるのでいつも眠くなってしまう様子。
娘はトンデライやガロウェも親族だと、やっと理解してきた様で、会いにいくのも楽しみにしてくれるようになった。

アフリカンファッションショーも、何度も出ているので娘は楽しそうにやっていた。母娘でお揃いを着れるのは、すごくうれしい。また、ジンバブエでドレス作ろうかな。

| アフリカ、ムビラ | 23:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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インフルエンザ予防について

職場の介護施設ではインフルエンザが蔓延しています。45人程度の入所者のうち、最高で12人の陽性がでて、大混乱。健康なの人がインフルエンザになっても、数日辛いだけですが、持病のある高齢者が罹患すると、もともと悪化していた心不全や腎不全、嚥下困難などが急激に悪化して、病院に救急搬送したり、施設では暮らせず療養型病院に転院してもらったり、命にかかわる事態になってしまっていて、心痛い。
職場は1月から面会や外泊中止にして、外部からのウイルスの侵入を防いだり、職員全員マスクしたり、対策はしていたのですが。職員の感染者も増えています。この事態に、職員やもともと介護度の高い入所者に、予防的にタミフルを内服させる対策もとっています。感染前に抗ウイルス剤内服とは疑問が残る。。

娘に予防接種をしないと決めて、購入した「ホメオパシー的予防」の本を取りだし、influenziとOscillococcinumのレメディを購入。ふと久しぶりにホメオパシージャパンのカタログを見れば、見たことある花の写真。マザーチャンクというハーブを抽出したエッセンスなんですが、これ昨年南アフリカのムタタのモモチャンの家をたずねたときに、免疫力をあげる効果が高いと勧められて購入したechinaforceと同じ花ではないですか。エキネシアというハーブです。南アフリカでは、トランスカイという地方の普通の薬局にも、こういったホメオパシー的なものが売っているとは、日本との違いを感じます。私も娘もレメディーもechinaforceも滅多に使わずにきましたが、今回は使ってインフルエンザ予防。
モモチャンの旦那さんの弟が、風邪を引いた私たちにTea tree のアロマオイルを嗅がせてくれましたが、帰国してからアロマランプ買ってteatreeやユーカリなど、抗菌作用のあるものを毎晩使っています。
もともと一日二食の少食マクロビ食ですが、今回は特に食事も徹底して。マクロビ食にしてからメンタルのクリアーさが違うと感じていますが、少食にしてからよりエネルギーの高さを感じます。
そして、先月から始めたら官足法の足もみによる排毒もいい感触。お灸も習慣的に使っているので、お灸も併用。
インフルエンザに関わらず、風邪など病気になること自体が悪いとは思わない。子供もかかるべき病気もして排毒したほうが健康に成長できるとおもいます。でも今回は、職場の高齢者の健康の為に免疫力、抵抗力つけて予防に勤めます。


| 自然療法 | 20:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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年末のご挨拶

2016年が終わります。
毎年年末頃に、移住や帰国など人生の決断をすることが多かったここ数年。今年は、一月にジンバブエから帰国したあとに、ジンバブエ移住は諦め、日本で生活していく決断をしてしまったので、穏やかな日常に感謝する年末です。

年老いていく実家の母の存在。運良く自然育児に理解ある保育園に入れ、娘がお祖母ちゃんといて保育園で遊べる日本にいたいといったこと。10年近くお世話になっている看護師派遣会社にも、老人介護施設にも、厚遇で迎えられたこと。そういう事情を総合的にみて、日本での生活を選びました。
海外移住に挑戦した人は分かると思いますが、ビザの問題、人脈のない中仕事を得ることの難しさ。
日本には不安も不満もありますが、すべてを経験して、今が最良だと言えました。
そして、ジンバブエでも日本でも、幸せだったと思えます。
これからもまた人生の決断をすることがあるでしょう。世は無常ですから。
常に今が最良だと言えるのも行動し、経験するからだと思います。常に最良の決断だった言えるように、生きていきたものです。

二十代は本当に看護師が嫌で、この仕事から足を洗いたいと随分思って、世界を放浪していました。しかし、今、こうして日本とアフリカを行き来したり、ひとり親で子育てしたり、世界の片隅のちっぽけな人々の生活に多様性ある人の豊かな人生を見てきたりして、看護師っていい仕事だと思えます。若い頃は人の命や人生を受けとめられず、人の死や障害を得る理不尽さの恐怖に震えていましたから。
この仕事は、円熟してきてから、良さが分かるのかもしれません。

仕事、育児、家事に怒濤の日々ですが、時間をどうにか作って、時々ムビラを弾きます。ジンバブエも日本も、目に見えない霊的な世界もこの物質界も、繋がっていてひとつなんだと感じます。
こういう経済優先になりがちな世界にこそ、愛を実感するムビラのような楽器が大切だと日本にいてこそ思います。

家族、友人、職場の方々、私につながるすべての人たち。至らぬ私には大きな愛をくださり本当に感謝です。
そして、来年もどうぞ御守りください。

| 日々のこと | 12:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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